仮面福祉会

できることを切り売りしています

発端を忘れた

夕食メニューを翌朝知る日々。台所にカレーが置かれており、すわ、となる。丼に盛って食べまくったうえに弁当にも詰めた。

どうやら年度最後の日らしい。昨年たしか異動したような気がするが夢のよう、というかもはや記憶が定かでない。
今年は今日と明日で何も変わらないつもりでいたが、異動や退職の人々がお菓子を配ったり挨拶をしたりするので、そうかそうかと惑わされる。頑張っていた後輩に良い菓子の1つでも用意しておくべきであった。そういうことを自然に思い付かない辺り気の効かなさと思い知る。

実際人は入れ替わるし会計年度は変わるしファイルの場所も変わるし事務的なことが細々なんだ面倒くさいことが多いぞなもし。そうでなくても面倒なことが毎日飽きもせず押し寄せる。健気で気の毒に思うことも多いが、俺はやってやってるぜと鼻の穴を膨らませているモラハラのほうに引っ張られて全員に対して不信感を抱きがちである。

非常勤さんに、夫が体調不良らしくて、万一コロナだったらと心配なので休みます的なことを言われ、あ、そうか今体調不良になるとそういうことだったなと思い出す。

23時前に職場を後にする。父から、図書館から電話がありましたよとLINEが入っている。本を返すタイミングを逃してそうです私がモラハラです。
リュックを背負ったまま歯を磨き、風呂に入り最短ルートで布団に入った。