仮面福祉会

できることを切り売りしています

小さな傷こそ覚えている

雨は一応過ぎ去ったのか。
昨年豪雨災害があって、仕事で被災地に何日か行っていた。長く続く復興のうちのほんの数日のことで、自己満足ができるほどの働きもできず、帰ってからどうしても捕らわれてしまう。そういう自分中心の機微もあるので、例え自然災害があっても人的被害が出ないことを願う。今回は気象庁のあれこれが、功を奏したんだろうか。

昨日から仕事であわあわしており、話しかけられるとついイラついた対応をしてしまう。ここ5年ぐらいそういうことがなかったので久しぶりの感覚だ。何でこんなにあわあわしているのかと自分でも疑問であったが、とても苦手なタイプの作業をしなければいけないからだ。数学が解けなくてイラつくのと似ている。前の仕事を辞める時に上司に言われたことが思い出される。クリエイティブではないがやらねばならぬことが多い。
あんまりイライラするので昼休みにカツカレーを食べた。
何とか一通り片付けたら暇になった。ああめんどうくさい。

カツカレーを食べたことだし、やるぞと心を決めて皇居の周りを走っていたら頭が痛くなってしまった。仕方がないので最後の1キロぐらいぼてぼて歩いた。皇居のお堀を見るといつも、これが人間の仕業かとおののくが、そのお堀にびっしり水草が浮かんでおり、どうしたことかと心配になる。流れのない水は気持ちが悪い。