仮面福祉会

できることを切り売りしています

好みを越えた全会一致

今度、南座でやっている四谷怪談を見るために京都へ行く。京都には何の縁もゆかりもないのだが成り行きで祖父母の墓があるので、南座に行くときはいつもセットで墓参りをすることにしている。それで職場のあるビルで母と落ちあい、墓の鍵を届けてもらった(鍵を開けると骨壺があるロッカー形式の墓なのだ)。仕事中に親に会うというのはとても変な感じだ。
親子関係という惰性はいつまで続けるんだろうか。例えば家を買おうとかいう決断をするとき、私は親に相談するんだろうか。するような気がするが、何でするんだろう。仕事を辞めるとか、引っ越すとか、親に何か言われて進路を変えるような年齢でもないはずなのに。

仕事は会議。この間、高齢、障害、保育児童施設で働いているみなさんの話をそれぞれ聞いてきたのだが、高齢だけ問題が火急で複雑でレベルが違って勢いがある。
それでも共通の着地点は、中堅どころのマネジメント能力を上げることと、役割に見合ったケア、ということなのかなと解釈している。中堅どころ、30代から40代のみなさん。苦労してきたし今後も苦労が絶えないし今更辞め難いし割を食ってる感が否めないが、少しでも報われるように、そして面白おかしく生きていけるように、がんばる。

同居人たちと、芸能人の誰がかわいいとかかっこいいとかいう話で盛り上がる。橋本環奈と吉沢亮を知らない同居人を画像検索で捻じ伏せてやって清々しい。どうだ最強だろう。
大変無意味で大変楽しい。