仮面福祉会

できることを切り売りしています

永遠の10歳ではない

午後から仕事の日。その前にピラティスの予約をしていた。
昨日の時点で16番目のキャンセル待ちだったところから徐々に順位を上げ、ついには繰り上がりの連絡があるという、システム。
朝起きたら面倒くさくなったり、寝坊したりした人たちが15人いると想像すると、存在するのかもわからない相手に連帯感を覚える。
終えて外に出ると日差しがきつい。

午後に使う備品を取りに事務所に行くと、本部の鍵は開いているが、扉は閉まり電気も消えている。隣の部屋に出勤する人たちが通るからとわかるのだが、忍び込むみたいでドキドキする。
輪ゴムの箱をいただいていく。

微妙な位置にある会場まで20分ちょぅと歩く。お腹が減りすぎ、しかし食べている時間はなく、微糖のコーヒーを途中で買ってごまかす。
仕事は、祭りでブースを出すというもの。以前にもやったお面づくりで、ぼちぼち子どもたちが来てくれる。
年齢一桁ぐらいの子に何か好きなキャラがいるかと訊くと、ことごとくプリキュアだと言う。今のプリキュアは、犬猫と飼い主が変身して一緒に戦うと聞き、ミッキーとプルートの関係を連想した。
こんなに好きでも大体ワンクールで卒業するとも聞くから、子どもの時間は早い。それならずっと同じプリキュアでも良さそうなものだが、時代を反映して毎回刷新されていくのだから、制作側の意欲がすごい。

近所で他にも関係者が祭りをやっていて、会場の神社へ見に行く。境内の中というのはそれだけで非日常感があって楽しい。保険会社のブースで握力を測ったら、両手合わせて73キロ以上あった。意外に落ちないものだな。

まともに昼食を摂らなかった反動で、またラーメンを食べに行ってしまう。夕方の時間帯でお客さんは少ないが、置かれた台拭きは汚れ乾き、ティッシュは空になり、トッピングはいくつか品切れしていて、明らかに回っていない。隣に座っていた人がオーダーを飛ばされていたらしく、もう帰る、二度と来ない!と言い捨てていなくなった。前払い食券制だから金は払ったままのはずだ。居心地が悪いから一刻も早く帰りたいし、せめてティッシュをくれ。

祭りの余り物として、大きなヨーヨーとうまい棒をもらった。