仮面福祉会

できることを切り売りしています

なにも隠されていなかった

3000m障害を見るためアラームをかけたはずが、音が鳴らず、普通に朝起きて8位という結果だけ知る。

不法投棄されていたベッドのマットレスが、なくなっていた。ストレスを感じていたからありがたいが、誰がどうやって撤去したのだろうか。根治していると良いが。

スマホを見過ぎるから、最近電車はラジオを聞くことにしている(結局スマホ操作を経ないと聞けないが)。
NHKの何かしらの番組で、いだてんの金栗さんのインタビューが取り上げられていた。私ができたんだから他の人もできるでしょう、はっはっはと笑って言う内容が、十何日もかけて行った真夏のヨーロッパで、足袋でマラソンを走るとか、樺太から東京を20日ぐらいで走るとかいう内容だから、狂気である。同じことができる気はしないが、人体の丈夫さだけは心強い。

職場の改修があり、来月事務所を移転せねばならない。それに備えて持ち物を点検しているが、何せ後から来たから、大体の物がわからない。ペアの子が、何なんだこれはとずっと言いながらも確かめないでいた、2メートルぐらいの、ブルーシートで覆われたものを、確認しようと意を決した。
重い棒をわっせわっせと引っ張り寄せ、斜めにし、端から中を覗き込む。
と、そこにあったのは、芯だ。
ブルーシートに覆われた何かではなく、ブルーシートそのものだったのである。

駅の周りを歩いていると、学生らしい女の子が、あそこのドラッグストアに売ってるんじゃない、と言っているのが聞こえた。ドラッグストアとかコンビニとか100均があるとか、足りないものはその辺で買えるだろうと当然のように考えているのが、思えば稀有なことだよなと、急に思った。

楽器のグループ練習まで時間があり、久しぶりにケンタッキーに行く。クーポンのあるアーモンドアップルパイを食べる気満々だったのに、販売終了しましたと言われ、がっかりする。当たり前のようにファーストフードもあるが、欲しいものの奪い合いになる、ということは、ある。

楽器練習は、マンツーマンに近いかたちで基本をみっちりやる。何せ、とにかく、息を吸うのが下手で困る。

大きな地震があり、何を見ても警戒せよという文字が常に表示されている状態で、ずっと怖い。これ以上なにも起こりませんようにと、子どものように祈るぐらいしかできなくて辛い。

昨日の教訓をもとに、ちゃんと目覚ましをかけてから寝る。1500m準決勝と、110mハードル決勝を見るのだ。