仮面福祉会

できることを切り売りしています

パンをくわえて走る系のキャラ

昨夜飲み会をしたから、今日が月曜のような気がする。珍しく得した気分だ。
天気が荒れるというので、雨靴を履き長傘を持って家を出る。

 

花咲舞のドラマポスターが目に入る。躍動感があり良い画だが、切り取られたこの瞬間ののち、カバンからこぼれ落ちまくった物をちまちま回収する様子を想像してしまう。私だったらめちゃめちゃイラつく。閉まってないカバンを逆さにするなんて、サザエさんレベルのおっちょことも言える。
花咲舞が想像のうえでキャラ変されてゆく。

 

午前は研修。各担当の説明のターン入り、個性的な面々が現れる。
昼前担当の先輩が「余計なことですが、質問を1つ2つ用意しておいた方が早く終わりますよ」と言って研修を閉めた。めめめ、めんどうくさい。就職説明会かよ。余計なことですが、その前の担当ではもりもり質問が出ていたのだった。

 

昼になり、拠点へ異動。雨風がピークで足の背面がじゃんじゃん濡れているのがわかる。バスを待つ5分が長い。
3つ4つ袋を下げた、Tシャツ姿のおばあさんがバス停にやってきた。思考が全て口から発され、それに反応した優しい人と、会話するに至っていた。

こんな仕事をしているのに、精神的な何かしらがありそうな人にかち合った時のザワつきはなくならず、見て見ぬふりをして、そうする自分にモヤる。
それにしても、感覚が狂うからといって寒さを感じないのが本当に不思議だ。生存するための機能を放棄していると言えるのに、バスの時間を確かめたり、運転手さんに乗車証を見せたりすることはできるのだから、人間の優先順位はわけがわからない。

 

毎日行くところが定まってきたので、ついに拠点の冷蔵庫を活用し始めた。昼食にカットキャベツをもさもさ食べる生活の再開である。

雨は止んだ。

 

この辺りで様々な活動をする、市民や関係者の集まる打ち合わせに参加する。会議で発言しない人間はただのコストである、と考えているが、マジで何も言えることがない。参加者の発言から、切り口とキャラクターを認識することに専念する。
中に、介護予防活動に取り組んでいる人がおり、こんな活動は展開できないかと意欲がずんずん示される。例えば子ども食堂とかサロンとかを開きたいというのは何となくわかるのだが、介護予防一点集中のモチベーションは一体何なのか。気持ちがわからなすぎて興味深かった。これから徐々に知っていきたい。

 

帰りにオーケーでスキムミルクを買う。

風が冷たく、寒く、湯たんぽを作った。