仮面福祉会

できることを切り売りしています

毎日が違う

夜明け前、加湿器が鳴る音で起きる。最近は減っても3分の2ぐらいだったのに、そんなに乾燥しているのか。もそもそと布団から這い出して電源を切る。お知らせしてくれなくていいなーと思いつつまた寝る。

 

毎日風が強くて厳しい。駅で見かける制服の小学生も、スカートやズボンの下にレギンスと靴下を履き込んでいる。かつては半ズボンで足丸出しでも気にされなかった子どもも、ちゃんと冷やさないようケアされるようになったのだな。

 

せっせと仕事を片付け、午後休に入る。傷付いたコンタクトの換えをようやく取りに行ける。

院に着くと待ち合いに人がいっぱい座って盛況だ。花粉のせいだろうか。親戚の病院なので、流行っていて良かった良かったと思う。診察は受けず、ものだけ受け取ってすぐに出た。

それから歩いてかき氷屋へ。異動により定期券域が変わる前に行っておきたい店がたくさんあり、ためらうことなく消えものにお金を使う日々だ。具の多いタイプのかき氷をもぐもぐ食べていると、50代ぐらいの夫婦が、ファミレスに来たようなテンションで勢いよく注文していた。かき氷ファンには様々なタイプの人がいて面白い。

 

普段は仕事中の時間帯にオーケーに行くと、レジが長蛇の列で、狭い店内の水脈を埋めるように人が詰まっていた。夕方に、夕飯の準備で買い物をする、という生活をする人がこんなにいるとは、みんなが自分と同じではない、という当たり前のことをいちいち噛みしめる。

 

帰宅し、収まりの悪いカーテンを洗った。濡れてしわが伸びるのを期待したが、吊り下げてすぐに、だめそうだとわかる。