仮面福祉会

できることを切り売りしています

声が存在を確からしめる

快晴で嬉しい。

お腹と尾底骨のところにカイロを貼り、防寒して家を出た。久しぶりにラグビーを見に行くのだ。

 

その前にかき氷屋へ。

最近ますます歩く距離が延びているが、今日は途中で急に飽きてしんどくなってしまった。首都高の辺りは信号と工事が多く、捗らないし面白くない。

何とかたどり着き、何味がわからないがうまい氷を食べ、電車に乗り秩父宮へ。

 

グッズ目当てで早めに行ったつもりが、売り場が長い列で気付けば30分前になりやきもきする。タックル体験をやりたかったが諦める。

秩父宮は何度も言うがグラウンドが近く、音や声がよく聞こえるのがすごくいい。生の声は触感の手前の最後のラインで、人の存在する現実感を爆上げする要素だ。ラインアウトでディアンズが「イチ!ロク!サン!」とサインを出していて、日本語なんだ…と思う。今日もチートのモウンガも何かわーわー言っているがこれは全然聞き取れない。

試合は危なげなく、特に東芝のディフェンス献身がエグくて素晴らしかった。欲を言えば完封してほしかったし、この辺が優勝争いのツメの甘さになりそう。

試合後、ファミリーロードの集合場所まで辿り着ける気がせず、諦めてバッグ出口から帰る。

この辺りの再開発は全然望ましくないが、秩父宮の導線がもどかしいのは事実だ。歌舞伎座みたいに、一見変わらんけどバリアフリーになってる、みたいな方向に動いてくれればいいのに。不動産屋の再開発というと何で、元の面影を消し去ってナンボみたいになっちゃうのかな。

 

図書館に寄り、本をどしどし予約する。買うことも考えたが、借りて読んでから厳選しよう、と誰にともなく言い訳をする。

 

それから急に近所を開拓したくなり、久しぶりにインド屋に入った。隣のファミリー連れがあれこれ頼んでいるのを羨ましく見る。

それにしても最寄り駅周辺を検索してインド屋がいくつも出てくるのは改めて驚きである。蕎麦屋とか定食屋とかより全然多いし、ほとんどが同じメニューを出してるんだものな。

中でも好みの味のところを探す楽しみである。

 

明日も休みとは本当だろうか。不安に感じつつ借りてきた本を読み、寒い。