仮面福祉会

できることを切り売りしています

振り返っても霧しか見えない

最後にワンチャン、献血のカレンダーがもらえないかと献血ルームに行った。エレベーターの扉が開くと、真っ暗な部屋が現れてビビる。あ、今日はやってないのか。やってない時って、エレベーターのボタンが押せなくなるとかそういうものじゃないのか。こんな、誰でも入れ放題で大丈夫なのか。と心配と怖さを入り混ぜながら速やかに降りた。

近くの別のルームは予約でいっぱいで、おしまいである。結局夏以来検査クリアできなかったな。

 

無意味に都心に出てしまったので、久しぶりにケンタでチキンを食べてからちょっと仕事をする。近くに座る2人組が、何かしらのグッズを買うのでキャリーケースを引いて、投げ銭の話などで盛り上がっていた。経済が回っている。

 

帰宅して芋をこしたり魚を包んだりする。この間友達の子ども(幼稚園児)が栗きんとん作りを手伝う様子をストーリーで見たので、同レベルか、と後ろめたくなる。

 

それから仕事をしたり食事したりしながら紅白を見た。

韓国系アイドルは履修していないが興味がないわけではなく、沼が深そうだからあえて近付かないで生きている。だから、ベストアルバム的に見られるテレビはちょうど良く、これが噂の、とまじまじ見た。かっこいいし可愛いしクオリティが高くて血の汗と涙が見えるようだが、ちょっとみんな性的過ぎないか。

 

ランちゃんや薬師丸さんの後に寺尾聰やバンドマンたちを見ると、男の人はいいなと思う。女性に対して私は未だに、歳と見た目のギャップに価値を見出すことから卒業できない。しかし男の人は、キャラクタにも寄るけど、中高年になった様子がそのまま格好いいというルートがある。この不公平は、いつかなくなる未来があるんだろうか。

 

後半はじっくり系の人が続き、単純に歌がうめえなと思って聞く。かつてよくライブに行っていたような歌手は、聞くとすぐに胸がいっぱいになってしまう。さまざま想起するのがしんどいから迂闊に聞けなくなっている不自由なお年頃だが、好きなのは変わらないからまたライブ行こうかな…。

とりあえず買ってなかったアルバムをポチポチ買った。

 

そのままゆく年くる年を見る。アナウンサーさんが年のまとめで、豪雨災害や物価高騰をあげているのを聞き、ぜひ裏金疑惑問題にも言及してほしいものであるよと思いながら、0時の表示を見た。