仮面福祉会

できることを切り売りしています

辛くもキツくもなくただ暗い

風が強く雨が降っているらしい。ベランダから耐えずぎぃぎぃ音がする。見てみても出所がわからずなお気になる。

昼前出かける頃には雨は上がっていた。

 

昼を人ととる約束。デパート上の中華屋さんに入ると、隣の席にファミリーが来て、一才ぐらいの幼児がじっとこちらの食べ物を見ている。子どもといえば、食べるのを嫌がったり飽きて遊ぶもので、何なら食欲が存在しないのかと疑っていたが、ちゃんと食べたそうにするもんなんだな。しかし、反応したら最後、巻き込まれるぞと思って無視を決め込んだ。子どもは可愛いに決まってるが、他人を安易に可愛がるのは嫌だ。我ながら面倒くさい人間である。

 

解散してまだ2時前。昼食をとってしまったのでかき氷に行くわけにもいかず、暇だ。わけがわからなくなり、皇居の回りを散歩することにした。好きな場所だが水と緑で小さな虫が飛ぶのが煩わしい。

桜田門の石垣をまじまじ眺めて、橋の辺りに外国の人たちが集っているのを横目に通りすぎる。皇居観光って、橋とこで写真撮るだけなのかな。東南アジア系の小学生ぐらいの子がふざけているのを見て、喋ってることはわからないが日本の子と一緒だなと感心した。

 

物事を考えるときは散歩が良いというが、私は歩いていると大体暗い方向へばかり転がる。駅に着く頃にはほとほと嫌になりさっさと帰路についた。ただ、国際フォーラムに見付けたシンガポールカフェには今度行こう。カヤトースト食べてみたい。

食べたい…という気持ちばかり膨らみ、帰りがけゼロカロリーをうたうゼリーを2つ買って帰って飲むように食べて寝た。

 

ナイキのアプリにしたがってちょっと運動するのを続けてそろそろ半年になる。私はなぜか歩くのと同じように、ヨガメニューをやっているとどんどん暗い気持ちになるので、なるたけ別のを選んでいるが流石に飽きて、やむなくヨガをやりアメリカ人トレーナーのテンションにますますサゲになる。できないことはできないまま何も効果を感じないのに半年もやってるの、我ながらちょっと頭おかしいな。