仮面福祉会

できることを切り売りしています

一緒にやっつけよう

スマートウォッチが睡眠トラッキングをしているのによれば、夜中に「起床」となっている箇所が毎日5分ぐらいある。これが本当に起床しているのだとしたら、5分間、私は一体何をしているんだろうか。

 

出勤し、金曜にやり残したことを朝一やり、あわあわしているうちに国家公務員が来た。ヒヤリング、という名目で、申し訳なさをアピールしながらの説明を受ける。対立関係になるつもりはさらさらなく、むしろ共通の敵が別のところにいようから、徒党を組んで闘うなら辞さないつもりでいる。ただシンプルに現場のことを知り得ないだろうから、わかっておいてほしいことをお伝えする。数字だけを見ていると、体温のあるものだという実感が全然わかなくなるものだ。人間の生活は算数どおりには処理できなのである。AIじゃないから。

 

そのように、文字どおりバタバタしていたので隣の新人さんに仕事を触れずプレッシャーを感じる。ちょぼちょぼと事務をお願いすると、どうやら相手が風邪をひいているらしいことに気付いた。環境の変化とストレスで体調を崩す、定型ともいえる展開である。体調悪いうえに暇とか、可哀想にも程があるので、さすがに労って帰りを見送った。

 

そうこうして帰りが遅くなった。

夕食は芋煮である。母は時々着付けの絡みで、産地見学の名のもと小旅行に出かける。その度に現地で食べたメニューをレパートリーに組み込んでくるので、成長を止めなくてすごい。芋煮は米沢に行って以来、もはや夕食のレギュラーメンバーである。

なんだかんだで毎日なぜか凍えている。