仮面福祉会

できることを切り売りしています

足元が毎日覚束ない

通勤路にある同級生の家を見上げると、ご両親が朝の体操をしているのがわかる。めちゃめちゃにプライベートなところを見てしまっているなと焦るが、その地点で目がいくのが反射になっていてほとんど毎朝気付いて申し訳ない。何なら友達よりご両親の健康状態をわかっているかもしれない。

 

選び取って身につけた服装がちょっと後輩と被っていて恥ずかしい。肌寒いのを言い訳にストールを被ってごまかそうとした。いっそもう一人同じ格好でいてほしい。

 

問題は多いが、ほとんど返事待ち。作業をするにも事件と電話が間断なく訪れるので手が付けにくい。そうしてふわふわと時間が過ぎ、時間外に作業を始め夜が更ける。待っている相手が自分より先に帰ったので、イラついて催促メールを送る。イラついて何かを発することがまずダメなやつだな。

懸案だった私のやらかしについて、システム業者の人が何とかしてくれそうな雰囲気を醸し出してくれた。匂わせなので覆るパターンの心の準備もするが、嬉しい気持ちを抑えきれない。料金は、私の人件費から差し引いてでもなんとかしていただきたい。

 

明日のほうが帰れない見込みなので早めに帰る。

久しぶりに見たニュースではずっと、マンガの主人公の名前が連呼されておりドラマのよう。これも見越して名乗っているのだろうか。公の決まりごとが意図しない演出を生むことがある。

 

両親が、何かの冊子に和菓子の紹介が載っているのを見ていた。色鉛筆のようなタッチの絵で商品が描かれているのを、写真じゃないからわからないと言い合っている。もしかしたら取り寄せられなかったのかもしれないが、演出も形なしだなと、知らない編集の皆さんを気の毒に思う。

人に見せるものを作ってごはんを食べていたことがあったなど夢のようだが、今だったらどんなデザインをするんだろうな。