仮面福祉会

できることを切り売りしています

喜びの表現が熟練の技

この間、何の気なしに寄った店で滞りなく買ったロングコートを羽織る。足元まで1つの布になり、纏った、という表現に相応しいよう。スカートをほとんどはかないので、歩くと布を蹴り出すようになる感覚がおもしろい。襟をたてられるようになっていて、おしゃれが実用に結び付いているところも好みだ。

 

淡々と仕事。夜の打ち合わせのため帰りは少し遅まるも、余裕がある。

 

帰宅すると、素敵お菓子が入ったおしゃれ紙袋が食卓に置いてある。以前、派遣さんが餞別にくれた猫の柄のハンカチをを、猫大好きな母の知り合いに譲った。そのお礼といっていただいたものだという。なんと、私は本当に何もしていないのに、悪いな。

同じように少し前、母の知り合いが埴輪が好きなのだというので、ガチャガチャで取った土偶3体を、良かったらどうぞと差し上げた。するとそれらとクリスマス装飾を並べた素敵写真が送られてきた。

世代だろうか、母の周りの人たちは、人から物をもらうのがとても、うまい。迷惑かもと及び腰でやることを、本当にいいことをしたみたいに格上げしてくれる、表現とお礼が完璧だ。調子にのってはいかんぞと肝に命じるが、うっかりいい気分になってしまった。太鼓持たされている。

 

週末ラグビーに行くが、そういえば寒いんだったと着ていくものを既に悩んでいる。そして発表されたメンバーを見たら、目当ての選手が入っていない。たのむよ。