仮面福祉会

できることを切り売りしています

青春に穴が開いている

昨日祖母の家で、種のない大きな柿をもらった。あんなに大きくて主張の激しい種をなくすなんて、人の加えた力のでかさを感じ、食べて大丈夫なのかと心配になってしまう。うまかったけども、バチがあたりそうだ。

 

かさばっていたコートが売れたのでクローゼットが空いた。段ボールに入れたままだった洋服も、引き取り手があり送り出した。引き出しに入れたままだった土偶のミニチュアも、めでたく欲しい人に譲れた。懸念事項が「捨てる」ではない方法で片付いて嬉しい。捌けてしまえば楽になるのがわかっているが、所有物を処理するのには胆力が必要で、余裕がないと、あっても中々手が付けられない。こういう時、感情がなかったら良いのにと極端なことを考える。

 

かき氷屋までせっせと歩き、すっと店に入り出たら列ができていた。良いタイミングを掴めて嬉しい。帰りも歩き、連れだってゆく多くの人々とすれ違った。ストラーダにまたがった子どもなどもおり、みんなどこへゆくのだろう。

晴れているがもうもうとした雲が空に上がっている。

 

悩んだすえに図書館でパソコンを扱い、充電が切れたので帰る。何週間も同じ作業をしていてようやく終わりが見えた。気を良くして放置していたメールに返信した。

 

母と二人のせいか、年末のせいか、普段見ないような番組がついている。恋愛ドラマ音楽振り返りをやっていてちょっと、嫌だ。最近気付いたのだが私は、映画でも漫画でも歌でもドラマでも、色恋要素がどうも苦手だ。それで、次々流れる歌は知っているものも多いが、ドラマはほとんど見たことがなかった。

青春に穴が開いているようだ。

 

ワールドカップの前半だけ見る。みんなうまくてすごい。何であんなにほいほいボールを捌けるのか。攻め込むにもバリエーションがあって面白かった。そう簡単に後半終わるわけなかろうけどなーと思いながら、寝る。