仮面福祉会

できることを切り売りしています

さてはあいつか

デーデーボーボーいう音が聞こえる。0655により知っている、これは…キジバトだ。しかし近い。この近さ、さてはベランダにおるな…。と、うるさがっていたら、バサバサと飛び立つ羽の音がして、デーデーボーボーは消えた。安心して起きた。

 

横断歩道を渡ったところで、正面から来た人に「ここは●●通りですか?」と訊かれ、その名前がかなりローカルだったので狼狽えてしまった。地元の通称ぐらいに捉えてたけど、あれ、公式の名前だったのか。と、ビックリしながら、違いますもっと小さい通りですと答えて終わったが、何かもうちょっと親切な回答があったのでは。中学英語かよ。

 

かき氷屋が混み始め、休日どこへ行けばよいかわからない。

幸いラグビーがあったのでHUBへ行く。またトマトジュースで気が引けるも、正面に座る女性ひとりがグレープフルーツジュースを飲んでいて、同じような人がいて心強い。

昨年からの個人的注目株のタタフがフル出場していて嬉しい。タックルに来る選手を弾き飛ばしながら突進する様子がバーフバリなのだ。というの、共感を得るルートがないのだけど永遠に言っていきたい。とにかく私は倒れずキャリーできるフォワードが好きだし、倒れなそうな人を上手いこと止めるタックルが好きだ。

それにしても会場では、ぽっかりと客入りのないエリアが否が応にも目立つ。知っている、チケットが、高いのだ。メインスタンドで見るほどの気合いがあれば良いが、私の感覚だと、ゴール裏の立見席がギリ買える金額であった。国際戦だとそのぐらい取らなきゃ興業成立しないのかしらと思うが、何かもうちょっとどうにかならんかな。

しかし、テレビに映る観客たちがほとんどユニフォームを着ているように見えて驚いた。代表戦観に行くような人々はさすが、イベントに臨む姿勢が違うな。

 

母が時々、さつまいもを焼いておいてくれるのだが、それが玄人のなせる焼きようでうまい。どのような技を使っているのかと尋ねると、母は何でもないように、250度のオーブンで焼くだけだ、と言った。

50分。

50分?!と、父と思わず声を揃えた。

いや、そもそも250度になるオーブンが普通の家にはない、なかろう。今まであっさり食べていたのが申し訳なくなる。

家を出たら私はガスオーブンを買うんだろうか。焼き芋のために?