仮面福祉会

できることを切り売りしています

いずれにしても狂っている

起きて携帯を見ると、電車が止まっているよという通知が出ている。瞬時にどのルートで行くべきかと検証するときほど、東京を感じることはないかもしれない。他で社会人やったことないけど。

電車はしわ寄せで大変混んでいる。外に出ればしっかりとした雨が降っていて、結構地獄。

 

仕事。オンラインで研修を受けている同僚がいて時々1人で笑ったりするのでおかしい。

傍ら、電話で父親世代の一般の人と話す。最初はプンプンしていたが、これぐらいの年代の人は話していると優しくなることが多い。女の声の特権を活かしている。あと、とりあえず話を聴いてほしいという人が多いんじゃなかろうか。

 

夜、ヒトラーチャップリンのドキュメントを見ていた。チャップリン、10代20代からずっと喜劇をやり続けて88歳まで生きるとか、正気でいられる気がせず恐ろしい。メンタル激強のすごい人だ…。

いっぽう、第二次世界大戦に向かう、結果敗戦国の様子は部分部分で見るととにかく狂気で怖い。しかし渦中にいて周りがじわじわああなったら、おかしいと感じられる自信はない。

私はいま目にする情報に偏向を感じるし、公に正しいとされているらしいことが正しいのかどうか判断ができない。誰にとっても確かに正しいことなど、この世にほとんどないと考える。だから特段の主張もなく、自分の中の落とし所を探って曖昧に立っている。探るけれど、曖昧なままでいたい。