仮面福祉会

できることを切り売りしています

覗き見のような罪悪感

家を出ると完全に暑い。日傘で日光を避けながら歩く。

バスに乗ると、たまたま乗り合わせた知り合い同士らしい、妙齢の3人がノーガードでしゃべっている。そのうち2人はヘルプマークをつけており、何かしらある人たちなんだろうと察せられたが、それでも正直気になる。人々の日常の何気ない交流が良い地域のベースなのに、むしろ望ましくないもののように感じるのだから恐ろしい。ウイルスごときのせいで、売った魂をいつか買い戻せるだろうか。

 

恒例の任務を終え、かき氷を食べ、さて何もないぞと絶望的な気分になり映画館に行った。少し興味のあった「ちょっと思い出しただけ」が、ちょうど良い時間にやっていたので見た。

派手なことは何もないストーリーを上手に描くものだなぁと感心した。どこかで見たような表現の連続であったが、実があるのか、使い古しの感じはしなかった。

しかしとにかく私は恋愛ものが全然わからない。大人になってますますわからない。みなさんはこれを、自身の体験の似たものとなぞらえて見るのだろうか。それとも憧れとして鑑賞するのか、ファンタジーと捉えるのかし。大多数がどこにいるのか教えてほしい。

 

映画を見たら頭が痛くなったのでイブを飲んで寝る。服薬が続きいつまでも献血に行けないな。