仮面福祉会

できることを切り売りしています

昼と夜にカレー

毎日同じ電車に乗る。立つ位置を決めるときには、出来るだけ足をコンパクトに引いて座っている人の前を探すので、いつも開脚投げ出しで座っている人を認識しつつある。あと最近は、目に入る広告がなるたけ不快でないところを選んでいる。

仕事。昼に別の事務所に行かねばならず、日傘をさして歩く。ビル風の強いエリアで傘が煽られ、風上に向かってさしかけると日が避けられない。そうか雨は風と一緒にやってくるが、なるほどな思う。

何だかんだ細々したことをやっていたら定時過ぎ。今日でお別れの派遣さんがこそこそとお菓子をくれた。隣の席で大変お世話になったので、とメモに書いてあり申し訳ない。いささかスパルタしがちの自覚があるので、私のせいで辞める可能性を念頭に置いている。

子どもたちを差し置いて職場を後にし、体操を見ながら帰る。みんな地に足が着いていて良かった。安住さんの回しがとても良かった。橋本のインタビューの後にバタフライ銀のインタビューを見て、同じ19歳のタイプ違いを堪能した。

電車で、同じように五輪中継を見ている人を見かけない。背景で様々なことがある状態でなお競技やインタビューを見ている自分は、スポーツ観るのが好き、というカテゴリの人間なんだということを知る日々。