仮面福祉会

できることを切り売りしています

横隔膜は筋肉なのか

掃除洗濯。

夕方まで予定がなく、何しよう、が募って結局かき氷を食べに出てしまう。

最近都バスにチャレンジしていて、普段使いしている人が多いことを知った。特に高齢の人は多分パスを持っていて、1区間ぐらいで降りる人もおり車内が流動的だ。

時々行く、作るのに時間がかかるかき氷屋。着席して周りを見ると、9割待ちの状態だ。先が長いことを覚悟し借りてきた本を読み進める。かき氷機の調子が悪いのか、甲高い音がキリキリ聞こえてきつい。兄にもらったイヤホンのノイズキャンセルがありがたい。

帰りは電車に乗る。電車は速いな。

 

やってみたい楽器があり、イベントで奏者に声をかけたのが、先週。そして今日、やってみようとスタジオに呼ばれて行く。何というトントン拍子か。

私は小児喘息で、アレルギー性鼻炎で、子ども時分に呼吸器が鍛えられず心肺機能が貧弱な自覚がある。それで、吹奏楽器をやればちょっとはマシにならんかなと考えていたところに現れたのが、やろうとしているチャルメラみたいな民族楽器なのだった。

実際、説明をしてくれるその内容は10割呼吸の話で、臨むところであったが、できな過ぎて恐れ入る。その人は「おれは先生じゃないから」というが、自力で体得してきた技術をあの手この手で教えようとしてくれてありがたい。何をモチベーションとするかを一生懸命考えてくれていたが、目的が「呼吸器を鍛える」だから、あんまり気にしないでほしい。

終えて、近くの「バル」と書いてある店で、お酒を飲みつつそこそこの時間話す。私はかき氷でお腹いっぱいであったか、相手も酒を飲むだけで、腹は減らんかっただろうか。会って二度目で何もわからず、気を使われてるのかどうかも読めない。

 

久しぶりにお酒を飲んでふわふわ歩いて帰る。

掛け布団カバーを洗ったのをまた付けるのに、とても手こずる。

攻めの姿勢の自覚がない

研修で直行。いつもより30分遅くて良いはずが、心配で10分遅いだけの電車に乗り、まんまと20分持て余した。算数〜。

区役所の担当ごとの業務を聴く会。区民の声に応えるべく、整備整理整備を繰り返して、わからんようになっていくやむを得なさを感じる。この間ポッドキャストで、公共放送は公共であろうとして、結果相加的になる、と話しているのを聞いた。役所も同様だろう。一般企業はこんな、老若男女余さず対象にサービスを展開することはない。

 

街を知らねばならないから、事務所まで歩いて行く。この辺りはどういう事情か、直角の道がほとんどない。道なりに歩くと方向がわからなくなり、樹海の様である。

昼に入ったかき氷屋で注文を間違えられる。ムダになって申し訳ないなと思いかけたところで厨房から「やったー!」みたいな声が聞こえてきたから安心した。

 

午後、先輩がセッティングした、防災に関する勉強会に出る。経緯がわからず漫然と臨んだが、強めの内容で疲れる。

災害に対する課題意識は、向き合っている人とそうでない人のギャップがすごい。自分はこれでも仕事柄シミュレーションはしている方だが、避けて通る気持ちはわかる。

我々の界隈にありがちな欠点は、社会課題を考えない人を無意識的に責めるところだ。特に、先頭を切って走る人は、後方が義理で付き合っていることとか、しんどいことに気付かない。今回は、過酷な現実を突き付けることで、切実さから行動を促そうとしていたが、普通に暮らしができている人にそれは、無理だと思う。まかりとおったとしたら宗教に近い。

会の終わり主催者から、夜に大震災があったらどうしますか、という問いがある。そこで主催たちが平気で、棚の下敷きになるかもとか、都外に逃げるとか言ってヘラヘラしているので訳がわからない。更に、出向先の組織にBCPがないらしいことがわかり、なんというかなんというか何なの?冗談のつもりなの?お前が言うななの?

同席してくれていた民生児童委員の会長さんを、全力で労いたい気持ちで満ちた。

 

帰り道のオーケーに寄りいなばのカレーを買う。

保管付きの宅配クリーニングの回収が来て、コートがなくなりさっぱりする。

風呂も入らず寝たい気分だったが、惰性で様々こなし、22時に布団に入ったが結局1時間ぐらいぐだぐだしてしまう。いざ休める時には、疲れを感じた時ほど疲れていない。