仮面福祉会

できることを切り売りしています

もしものパラレルワールド

雨音のうるささに恐ろしがりながら寝て起きる。

蒸し暑いなか傘をさしぼてぼて歩き、本来オリンピック明日からだったのかーと不思議な感覚である。もしもボックスの世界だな。
何にせよ、気候がひどい。

連休は、お腹が減るまでごはんは食べないチャレンジと、ホテルに泊まりに行く、をやることにした。

早速お腹が減りどうしていいかわからなくなりスタバに入りフラペチーノを買う。カロリー的には問題ないけど、どうなのこれ。
隣に老夫婦がやってきて、奥さんが二人分の注文をしに行った。自分の親より上の世代の夫婦ってこういうイメージだなぁと何となく様子を窺う。二人とも年寄り然としており全てが覚束なく、最終的には奥さんが運んできたばかりの飲み物を倒してこぼした。スタバを選んだ時点で予定調和という感じがする。全部まとめといとおしい。

銀座線に乗る。路線図に並ぶ駅名を見ていると、東京だなと感じる。
しかし文学や音楽で表現される「東京」は中央線山手線のイメージで、刺激的で攻撃的で闘う場所としてあることが多い。この場合の銀座日本橋辺りはどのように思われているのかしら。既に京都的な感じなのか。都庁が新宿に移って分離した感があり面白い。

浅草に来た。
近年混雑を避け境内に入ることがなかった浅草寺に久しぶりに寄り、おまいりをしておみくじを引くと33番の吉であった。こんなことでも嬉しい心情である。丁寧に折って財布にしまった。

信じられないぐらい安いホテルを予約したので大変心配していたが、今月オープンしたばかりでピカピカでしかも2つもベッドのある部屋であった。嘘じゃなかったんだ…。
とりあえず寝て、起きてごはんを食べに出て、銭湯に行って本を読んでゲームをして寝た。