仮面福祉会

できることを切り売りしています

積年の汚れに泣く

予定が決められないまま大晦日を迎える。

やることが決められないままつい義母娘の一挙放送を見てしまう。リアルタイムで後半だけ見ていたのだが、前半もとてもいいな。台詞のひとつひとつが素晴らしいし、清々しく嫌な気分にならない。一緒につい見てしまった同居人と、綾瀬はるかはいいのうと言い合い、竹野内さんを見て大森監督を思い出す。

それからおっさんずラブを最後まで見る。こちらも、そうくるのかという感じで良かった。何だそりゃめちゃくちゃだなそんなわけあるかいと思うところが多いのだが、春田が笑ったり泣いたりすると急にリアリティ一が出る不思議。最終的に一抹の寂しさを覚える。

マキタのターボ持参で実家へ。汚いところに手をつけたくないので掃除が嫌いだ。それで汚くならないようこまめに掃除をするというアンビバレントにいる。しかし残念なことに実家がとても汚い。つらい。どうしても気になるところを泣きそうになりながら掃除して、あとは見ないようにして乗り切るしかない。つらい。

紅白を見て蕎麦を食べゆく年くる年を見て挨拶をする、という古典的なふるまいをずっと繰り返している。
紅白には綾瀬はるか田中圭がいた。うう、好きだつらい。歌手の合間に審査員席を見て、俳優さんというのは美しく格好よくスタイルも素晴らしいものなのだなと感心する。King Gnuのメインで歌っている人を見てフレディマーキュリーを思い出す。オリンピック推しだが、いだてんが終わったことを思い知って哀しい。コントや演出はなんだかよくわからないが突っ込みながら見るのが醍醐味の祭りなのでなんでもよい。好きな人がたくさん見られて良かった。

助走の年が終わってしまって寂しく不安。来年どうやって諦めずに生きていこうか。