仮面福祉会

できることを切り売りしています

大団円とはいかない

引越である。
天気予報が曇りやらに変わっていた。勝った。

残りのものをえいやとつめて封をして次々中庭に出した。雨が降らないとは素晴らしいことだ。
段ボールに入らんかったものがあるが大丈夫か?と不安になりながら、業者が来る1時間前にいちおう作業を終えたので、そうだ届け出だと区民センターに向かった。仕事柄か、こういう手続きをするのは好きだ。住所変更をしたその足で郵便局へ行き転送設定をしたが、1週間から10日かかりますよと言われる。そういえばそうだった。
センターも郵便局も図書館も駅も近く、大変住み良いところであったな。

昼頃、業者が来た。在宅ワークの同居人がまさに昼ごはんを食べんとしていて、最後まで間の悪いことであった。さすがに申し訳ない。
つめられなかった物もてきぱき箱におさめて持っていってくれ、申告より荷物が多くなってしまったが特に請求もされない。何て良心的な人々なのだと感動した。
しかし案の定自分の部屋だけではとても収まりきらず途方に暮れる。とりあえず服などをタンスにぐいぐい詰め替え、靴を納戸に入れまくり、布団を敷くスペースだけ確保した。

兄と弟の部屋を堂々と侵食しまくってすまない。前途多難である。

くしゃみが止まらない。