仮面福祉会

できることを切り売りしています

たまには尊重されたい

祭り、終わる。

結婚したいが彼氏ができないなぁとぼやくことベテランの域だが、日常出会う人に対してこの人と結婚したいな!と思うことはわりと頻繁にある。好きになるのは簡単だし楽しい。しかしそこから進展したためしはない。
今回の祭りでも、結婚したいな!という男子がいたので一緒に写真を撮ってもらい、寂しさを上回るほくほくとした気持ちになる。しかし重ねて言うがそこから進展したためしがない。既婚者相手なら引き続きほくほくとだけして幸せでいれば良いのだが、チャンスがあるなら何とかしたい。だが、まんいち何とかなったとして、これは本当に「好き」なのか?吊り橋効果なのか?
何を言っているんだおれは。

祭りのあと、打ち上げはないがせめてお茶でもと、一緒に踊った仲間分の1の女子を誘う。話しているうちにここに来て同い年とわかり盛り上がる。
先日会った同い年さんもそうだったが、私たちは燻って卑屈になりがちだ。人の結婚出産を喜べなくなり、子どもや若者が優先されるシチュエーションにちくしょうと思い、そういう自分を嘆いて低く見積もっている。人生を諦めかけているもの同士、解決策は見付からないがわかり合えて少し気が紛れる。

祭りが終わったので次の一手を考える。