仮面福祉会

できることを切り売りしています

確かに困ったらカレーだ

暑すぎる。暑いというか熱。地獄だ。
私がずっと呪われていた会議の日であった。様々な立場の代表を集めて、これについて意見をくださいなと水を向けるも様々な立場の人がここぞとばかりに自らの所属する団体の窮状などを訴え、議論が盛り上がっていく。明後日の方向に。自分の立場はただの黒子で発言はできないので、みなそれぞれ最もであるなぁと聴いていた。しかし会議としては全然良くない。というか、とても良いという会議を見たことがない。
そして呪いはまだ続く。

仕事のからみで小中学生と話す機会が時々あるが、夏休みに入り、昨日までグアムに行っていただの、明日から一週間ハワイだの、夏休み中は中国に行っているだのということを何気なく言われていちいちザワついている。1人分の旅費を出すのにもひいひい言っているというのに、家族で、とはいったいどないなことやろか。こんなにもナチュラルに格差。
ところで子どもにとって例えば東京の島に行くのとハワイやグアムに行くのでは、思い出の彩りは変わるんだろうか。

子ども食堂をやっている商店街のカフェの人が、ボランティアのおばちゃんに作らせると大体カレーになるから、それだったら俺たちプロが作った方がいいと思ってそこは引き受けた。というようなことを言っていたのを思い出した。確かにプロが作ったものはうまかろうが、おばちゃんへのディスりが甚だしく、そんな言い草あるんだと思って逆に笑う。そんな風に言ってるおじさんたちをきっとおばちゃんたちは良いわね良いわねと持ち上げて上手く使ってるんだろうきっと。

タンスの引き出しを空けたら中の空気が熱く、そんなことってあるんだと愕然とし、思わずクーラーの温度を下げ過ぎている。洗濯機でいつも洗剤を入れていたところに「柔軟剤投入口」と書いてあることに気が付いた。切手を買うのを忘れてまだ手紙を出せていない。
いつになったらちゃんと生きられるようになるんだろうか。