寝られてはいるが、背中の、胃の後ろあたりがだるい。毎朝のラジオ体操が節々に効いている。
重い重い体を、足を前に出すという行為で運び移動する。
男性の高齢者が集まる会に、実習生と一緒に参加する。染め物をする日で、作業をしながら参加者さんに話しかけるが、参加者同士の会話はほとんどない。
サロンなどの集まりで、女性はしゃべるだけでも楽しそうだが、男性同士では交流がいまいち起こらず、やることがないと間が持たない。という、男女で比較するのは時代にそぐわないが、事実が目の前にあるからしようがない。
身近な高齢男性である父は、ゴルフをしたりランチ会をしたり、グループラインでも何なら私の周りより饒舌にやっているし、中高年男性と飲み会で一緒になれば聞き手にまわることが専らである。それらの少ない例を鑑みると、しゃべるのが嫌いとは思えないが、コミュニケーションとはちょっと違う感じがする。俺の話は聴いてほしいが、会話によって仲を円滑にする考えはないとでも、言うような。
大学生は大学生で、放っておくと自分の作業に集中してしまうから、ちょくちょく水を向けたりする。
主催者も高齢者だが、後継者がいないんだよねとボヤいていた。フリーライダーでいるのが楽に決まっているものな。
午後は学習支援で小学校へ。ペアの子は電車と徒歩で、自分は自転車。絶対に歩きがキツい気候で、どっちが母体にいいのか判断しかねる。
ボランティアに初めて来る、20代と思われる男性がいた。小学生女子の一部が明らかにその人へ甘えを見せていて、見境のなさに面食らってしまう。
思春期前の本能がさせる行動が、自分を守ってくれそうな人を嗅ぎつけ、自分の弱さ(できなさ)のアピールすることであるのにうんざりする。
しかし大多数の子はいつも通りの様子で、6+7は11だとか自信満々に言うから、どう説明したらよいのか困惑した。
日が傾いても抜かりなく暑いまま。今度行くボランティアで必要な物品を買うためドラッグストアに行くが、全然考えがまとまらず諦める。
キャベツとリンゴを買って帰り、ミールキットのカレーを作る。調理は燃えるゴミの前日にやることにしていて、食品ゴミはコーヒーやお茶の出がらししかないはずなのに、虫の気配がして納得がいかない。
夏がストレスだ。