仮面福祉会

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生きるパワーが宿る爪

毎朝、冷蔵庫の中身の在庫整理をしている。何日も前に食卓で見た気がするおかずがタッパーに入った状態であるのを、優先順位を定めながら順に昼用につめていく。それから朝ごはんとして食べる。すると新入りは後回しになってゆく。未開封のヨーグルトをそろそろ食べないといかんかと賞味期限を見たら、まだ期日前であった。調理済みの食べ物は古くても意外と腹を壊さないし、食品会社の加工技術はすごい。

 

電車で、ドリルみたいなものを読んでいる人を見かけた。どうやら秘書検定らしいが、業務の引き継ぎとか、上司への気遣いとかいう見出しがあり、そういうことやるんだ…!と感心した。働きながら暗黙の了解的に身に付けたり身に付かなかったりするなことも、試験を受けて合否が出るとなると、途端に学習で急に解像度が上がる感じがする。

 

仕事をして、時間外に業者さんと打ち合わせ。同席したスタッフさんが、宇宙みたいな(青地にストーンがいっぱいついてキラキラしていた)ネイルをしていた。後で上司が、爪がすごかったわねと言っていて、自分も無意識でじっと見ていたことに気付いた。カラスなのかな。服とかメイクとかネイルとかに気を使うことは私にとって労力なので、キレイにしているのを見るとバイタリティを感じる。

ルミネでキャンペーンをやっているので欲しい服のことをずっと考えているが、着ないかもしれない、という恐れで二の足を踏み何も買えない。着飾って嬉しい、みたいな感情がほしい。サンダルの季節になったらペディキュアぐらいしようかな。