仮面福祉会

できることを切り売りしています

完全に初めて

中華料理屋のランチセットについていた小さい桜エビ丼に、罰ゲームかぐらいのワサビが仕込まれていて1人で泣いていた。
「何故」が何層にもなって押し寄せてくる。

それにしても新元号は良かったですね。新しい元号を知るだけでこんなに満ち足りたいい気分になるなんて思いがけない、得難い経験をした。
早速書類の該当箇所を置き換えて悦に入っていた。平成31年度と令和元年が混在しているのが味わい深い。

ところで新元号の字を見ていて、わりに見覚えのある書体だなと思って調べてみたら、書いた人が自分の先生などと同じ系列なのだとわかって意味もなく感激した。それでいけるんじゃないかと思って書いてみた。

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朱墨用の筆しかなかった。
真似て書いてみると、細かい書き方の特徴などに気付いて面白い。こんなん書くのものすごい緊張するだろうに、いつもと同じ仕事ができるプロはさすがだ。

ここ何か月か司馬遼太郎の対談ばかり読んでいたので、日本語の発音がどうとか万葉集だとか言われると俄かに得た情報でぴっとなってしまい恥ずかしい。ともあれ、どんなものも認めるごった煮の社会であってほしいし、今こそ日本固有の文化をというような守りにはならないことを望みたい。
中華料理屋でワサビの丼が出てきたって、いいとも。