仮面福祉会

できることを切り売りしています

連続しない記憶

昨日転がされていた荷物の中に、キッチン用の蛇口があった。洗い物をするときに、シャワー栓があると楽なのでは、という思い付きに捕らわれ、ついに買ってしまった。
早速取り付け、食器にシャワーを当ててみる。すると、辺りが霧雨のようになった。
シンクが狭すぎるのである。
やってみないとわからんもんだなと感心しつつ、デフォルトよりも水量の調節がしやすい気もするので、道具に自分を寄せていくことにする。
全ての買い物で、100%買って良かったと思いたい。

年末年始の予定に悩みすぎ、以前から気になっているお店のバイトを検討している。それですっかり応募をした気になっていたが、送信前にスクショを撮って、一晩悩もうと送らずにいたのを忘れていた。
昼休み、めんどうになって、勢いでとりあえず送信した。
それから今日も置き配のお知らせがくる。昨日の荷には間に合わなかったものがあったようだ。完了通知に添付された写真を見ると、完全に他人の自転車の荷台が写されている。どこなんだこれは。配達場所が違いますよ!とお知らせしたいが、その方法に辿り着けず断念する。

仕事は、半年ほど前に予定していた会議が、今日だった。それをなぜかスケジュールに入れ忘れ、すっぽかし、リスケする事態になる。ペアの子マターだったため、関係者に送ってくれたメールのタイトルが、「失念のおわび」だった。何か変だな。

本来会議だった時間、個人面談に出かける。ここのところ似たような案件が続いていて、それぞれ独立していて、関連付けられるわけがないのに、頭が勝手にカテゴリ化して解釈しようする。

9月まで同じ施設で働いていた職員さんがいる、別の施設に通りかかったから、ペアの子と顔を見に行く。久しぶりに会って改めて、苦手だな、と確認するに至った。

この間のイベント以来、楽器の練習をしていない。ピラティスを消化したり、祖母の葬儀に出ていたりしたら一週間が過ぎ去った。
今週できるとしたら今日だ。と、昨日思ったのに、楽器を持たずに家を出てしまった。

諦め開き直り、仕事終わりでかき氷を食べに行く。中途半端な時間で客が少なく、店員さんがレジにまとまり談笑している。セルフサービスの店じゃないのに、お茶をもらいに席を立ってしまった。

帰りに秋葉原を通る。大通り沿いの歩道に、メイドたちがずらずらと並んでいた。時折そのメイドさんに道端でロックオンしている男性を見かけるが、なるほどこれなら店に行かず、タダで女の子と話せるのか。せこい。
多くの外国からのお客さんたちは、メイドさんからチラシをもらったり、ゲーセン周辺に集まったり、鯛焼きに並んだり、大変にお楽しみであった。

家に着いて見ると、写真では他人の自転車にあったはずの荷物が、自身の自転車の横に転がっていた。雨が降り、段ボールが一部じっくり濡れている。これはいったいどいう顛末なのか。
開けて見ると商品の台紙までじんわり濡れていたが、商品自体濡れても良いものだったからまぁ、である。こんなにも不機嫌な届け方をするなら、昨日のものとまとめてゆっくり届けてくれてよかったのに、アマゾンの気持ちがわからない。

観念して、朝ごはんと昼ごはんのため、玉ねぎを切り、砂肝をどうこうした。