仮面福祉会

できることを切り売りしています

所詮みな最後は骨

朝の山番組は昨日とうって変わり、アルプスを縦走しテント泊するガチのやつ。自然相手のレジャーはなめてかかると死ぬのでそもそもハードルが高いが、途中で泊まるタイプの山登りは更に、準備がわからな過ぎて手出しができない。適切な服装とか、持っていくべき食料とか、細々とした問題を解決することも含めてが大人の趣味なんだろう。

 

車窓から見える桜はすっかりただの木になった。気温は過ごしやすいが、薄曇り、暗い。湿気が生温さを抱いている。

 

最近買った基礎化粧品によって、ファンデーションが全然のらないので最近ベースメイクを諦めた。矛盾である。

 

前を行く人が改札にかざした物が巾着袋だった。おばあちゃんにもらったんだろうか。キャッシュレスになってから財布の出番が減り、人によってはジップロックで済ませているような話も聞く。私は財布を持っているが、いつまでも新品のようだし、もしかしたらもう2度と買わないかもしれない。そしてICカードには巾着である。未来になった結果時代を遡るのがおもしろい。

同じように、目的の反作用から生活を縮小し、自然と質素になってゆくことができないだろうかと思う。それは、悟りなのではないか。