仮面福祉会

できることを切り売りしています

平らなることが日常にならない

毎朝テレビでダイナミック地殻変動のことを見ている。ごく内陸に海の成分の層が出る話は、説明としては理解できるが現実には全くわからない。現実と本質の違いみたいなものか。

チャンネルを変えたところでサッカーのことを思い出した。すごいな良かったと思うより、なんでやねん、という気持ちが勝つ。試合を見てたら違うんだろうが。勝ち負け以外の「旨さ」とか「良い試合」要素を捉えられないから、未だに面白みがわからずにいる。

 

始業時間になるなり、隣の部屋で電話担当の派遣さんがエッジの効いたワードを言い飛ばしているのが聞こえてくる。揉めている。

事後、新しく来た管理者が、要約すると、大したことじゃないですよ知らんけど、ということを大きな声で報告の代わりとしてきてますます不安である。いちおう、一応であるが、生活支援だと思って電話対応をしている我々とは、根本的に違うと思い知る日々である。

一方こちらでは様々なことをいよいよ本格的に押し進めるタームに入る。物理的に何かを作る行為は手応えがあり心の平安を生むが、時間は順調に食われてゆく。

そしてエクセルが動かなくなった。

何となく、10ギガを超えるとダメらしい。酷使しすぎたかしら。いやでもアプリってそんな磨耗するみたいなことあんのか。別のPCでこなしつつ業者にメールをする。再インストールでしょうか。

 

今日も世が更けてから退社し、豆乳を吸い込みながら帰る。寒いな。

そうかもう12月になったのだから、コートを着ればいいんだ。ぼんやりしてると永遠に同じ組み合わせを回し続けてしまいそうだ。季節にそぐわない服装の人を見て不穏を感じるのは、その根の深さに思い当たるところがあるからだ。

 

風呂に入り寝るしかしていないので、自ずとサッカーだらけのテレビを見ずに済み穏やか。来週もできれば同じぐらい働きたい。