仮面福祉会

できることを切り売りしています

気持ちは無視できる

家を出ると清々しく日がきらきらとしてすばらしく良い天気。これが幸せかとありがたさを全身に感じた。そしてなぜか少し寂しさがある。

バスを降り、日の照る道を歩いているともう暑い。短いにも程がある幸せであった。そういえば晴雨両用傘がない。昨日どこかに忘れてきたんだろうが、傘が要らない瞬間なんてあったっけ?

 

おばあさんの家に着くと、暗い。部屋に入るとおばあさんが床に座り込んでいる。なにこれ恒例行事なの。他の人が来たときは大丈夫なの、本当に?

ヘルパーとして入っていればそれなりの覚悟をするが、違うのでちょっと挫けそうである。長年の付き合いだが、そういう薄情なところが私にはあるし、だからこそ、ボランティアみたいなことが出来るという自負がある。

マーガリンを買うのを忘れたな。

 

昼に入ったケンタッキーがセルフレジに変わっていた。機械化するのは良いが、品を選ぶたびに限定商品をレコメンドされて鬱陶しい。あと、チキンの部位リクエストさせてくれないの、残念だ。

キャンペーン中で安かったのでドリンクをLサイズにしたらでかくてアメリカみたいで笑った。

 

三連休中順調に気分が落ち込みドロみたいな心境でいる。ドロだがお兄さんとの約束があるのでジムに行く。体を動かしても気持ちが全然上がらない執念深さで、お兄さんにドロであることを主張しながら筋トレをする。とんだちぐはぐで全然説得力がない。

 

肉が食べたくて焼き肉のことを想像しながら家に帰ると、食卓に豚汁と回鍋肉とスペアリブが並んでいた。豚を召喚してしまったのかもしれない。