仮面福祉会

できることを切り売りしています

空っぽのなかを通る信号

蒸し暑くて起きる。昨夜、洗濯物を部屋干ししたせいだ。

 

電車から見える劇場の横断幕が1枚に減っていた。今年に入り悉くイベントは決行される流れを感じていたが、未だに中止も続いているんだろうか。気持ちの上では、感染症は遠くになりにけりになりつつある。

 

といいながらも出勤できなくなる人は周りにコンスタントにおり、時間外打ち合わせも1名在宅参加となる。一人だけオンラインだと、どうしても存在を無視してしまい出てもらい甲斐がない。

今後やることを話していると、毎回全くうまくいく気がしなくてすごい。あれもこれもやらねばということを思い出し、その場でつるつる提案をするがほとんど頭は働いていない。ほとんど理科で教わる反射の図だが、よくまぁ意味のありそうにしゃべれるものだと自分に感心してしまう。いやだから全然できる気がしないんだが。

 

お腹を減らして帰ると今日もガールズバーの子がスマホをいじっている。細くて顔が小さくて可愛い子だったが、なぜこのような寂れた駅で。

 

父が珍しく夜の会合でいないため、夕食をとりながら母の話すのを聞いていたが、内容を全く思い出せないのだった。