仮面福祉会

できることを切り売りしています

あれも神

涼しくなった気でいたが、騙されている。日中は蒸し暑くてきつい。

バスに乗り、いつもより空いていたので奥のタイヤの上の席に座る。しかし気付くと子ども連れが3ファミリーぐらいいてぎゅうぎゅうになっていたので、子どもを抱える人に席を引き継いだ。何かイベントでもあるんだろうか。いつまでも封鎖されてる先頭席を解放してほしい。

 

おばあさんの家に着くと、当人はベッドに座っていた。歩けないからここにいたのだと言い、つたいつたいやっとやっとテーブルの椅子に移動した。心配しかないが、週に一度たかだか2時間ぐらいの様子しか知らないので、本人の普段の自力を信じるしかない。しかないが、毎週扉を開けるのが恐ろしい気がする。

 

心配だが買い物を終えて家を後にし、髪を切りにゆく。このぐらいの長さであろうと自認識する2倍は髪が伸びていた。この食い違いは一体何なのか、自分への意識が低すぎるのか。

担当さんが値上がりしてしばらくジタバタしたが、観念して元に戻った。観念したと言いながらまだ、他の手立てはないものかと、抵抗する気持ちが残っている。

 

かき氷を目指しつつ、途中ぶらぶらと神田明神に寄る。観光地然とした様子を眺め、ベンチに腰かけていると、正面と横に若者3人組が分かれて座った。ライブなのか撮影会なのかの後らしく、お互いスマホを見せ合いあれこれ話している。神田明神のホールでそういうことをやっているのかな。ここは神社である、という意識がぎゅうぎゅう端に寄せられていく。あちらでは結婚式の下見らしき人がおり、その中で私は終戦日の本を読んでいる。混沌とした。

 

かき氷は今日もうまかった。

たくさん歩き回り疲れたがトイレ掃除をしてえらい。

 

日付が変わる頃に同業者から熱めのLINEをもらい、プレッシャーを感じながら寝る。