仮面福祉会

できることを切り売りしています

なんで急に束縛できよう

先週乗れなかったことを教訓に、いつもより5分ばかり早く出てバス停で待つ。そしてバスは遅れてやってきた。うん、だから普通そうなんだよね。もっとおおらかに生きよということなんだろう。
足元が覚束ないおばあさんがひとり、またひとりとやって来るが、既に座っている人たちもまた足腰弱い族でつんでいる。冷や冷やしながらただ見ていた。

いっぽういつものおばあさんは足が動かないと言い、ここのところしばらく一緒に出られていない。このままでは本当に歩けなくなるなと憂慮している。家の中の移動もやっとやっとで、一人の時に転んでしばらくして見付かって入院して、という未来が結構な確率で起こりそうだがどうしたらいいものか。

いっぽう弟夫婦はわれわれの祖母に会いに行っている。私にしてみれば祖母は全然手のかからない元気高齢者だが、周りはそうは思わないようで行動が制限されがちだ。今度の弟の結婚式も来ないとのことで、本人の意思ならしょうがないけど。

親が超高齢だという人の口からよく、親が言うことを聞かなくて困る、という発言を聞く。そりゃそうだろうよ。大人なんだし。自身の親に置き換えたらイライラするのもわからないでもないが、何があっても運命であると割りきって、好きにさせるのが私の理想である。

夜、弟夫婦が来るのに合わせて兄が帰ってきた。たしかGWぶりだが、なんか、にわかせんべいみたいな顔になってるなと思った。老けたのか。