仮面福祉会

できることを切り売りしています

あんなこと知らないなんて怖い

風が涼しい。夏に試されている。

30年前の気温と比較するアプリがあるのだが、25度とか出てくるので、嘘だろうと思っている。7月ってそんなもんだったっけ?冷夏だったんじゃないの。

冷夏。そうだ小学生の時に、そういうことがあった。プールでは凍えていたし、米が育たなくてタイ米を食べたりした…のは、別の話だったかな?

 

タイ米はともかく、子どもの頃に触れて、わからないながらただ事じゃないと記憶している光景がある。それを多くの若い人々が知らないという当たり前のことに気付き、ジェネレーションギャップなどとは言っていられない危険を感じることが、最近増えた。嫌がられても昔のことを話してゆかねばならないのでは、という焦りを覚え居ても立ってもおれないが、こうして鬱陶しい先輩が出来上がってゆくのかな。しかし、そのスパンがもっと長かろう先輩方から、昔の由々しき話を聴いた記憶がない。あんなこともあったね、が多過ぎて麻痺してしまうのかな。

 

涼しいと思ったが日が出てやはり暑くなる。駅前でエイサーが始まり人々が集っていた。エイサーは日本の、例えば盆踊りのようなものとは全然違って、琉球は外国なんだなということをしみじみ感じる。この、異国情緒が魅力なんだろう。自分から遠く離れたものにこそ憧れやらを抱くものである。すると、沖縄の人は東京音頭いいなとか思ったりすんだろうか。

 

夜走り始めた世界陸上のマラソンコースがクロスカントリーみたいでおもしろかった。スタジアムもだが、アメリカ広いのに妙にぎゅっとした会場を選んでいるのが良い。あと、セサミストリートみたいな謎マスコットがいるのもアメリカっぽくて、期待どおりでありがとうと言いたい。