仮面福祉会

できることを切り売りしています

食べることに執心しすぎである

BSで、サラメシの朝ごはん版みたいなのがやっている。インド人家族がイドゥリを生地から焼くなど、朝からえらい料理するのが自分にとってはファンタジーでしかない。

先日何かに当たって冷凍スムージーが送られてきた。いや、送られてきたのはパウチに入った元の冷凍具材で、牛乳などと一緒にミキサーにかけてくださいと書いてある。なるほど。食べるなら朝だが、私には、人の寝静まる朝からミキサー音を立てまくる勇気は、ない。結果、凍った果物類をヨーグルトに入れてそのまま食べている。普通の朝ごはんとはこのように雑なものではないでしょうか。一回ぐらいちゃんとスムージーにしないともったいないかな。

 

職場のシンクに誰かが置いたタオルとハンカチが汚れていくのをずっと怖がっていた。私は知らない布が怖いのですと訴え、持ち主が名乗りでなかったので捨てた。一人ではあり得ない、なんか知らんが起こることの不思議はだいたい解決されない。

 

父の日弟が送ってきた冷凍鰻がひとつ解凍され、食卓に上がった。あるのだから一人で1つあてがえるように解凍すれば良いのに、と父が言うので、先に取っていた2切れを差し上げましょうかと提案すると、怒った。おお、食べ物でケンカとか、子どもかよ…と半ば感心してしまう。

私にとって鰻は特段食べたいものではなく、父は食べたい。それだけのことだが、これが価値観の違いである。