仮面福祉会

できることを切り売りしています

天才を見る権利を行使する

大学の先生に会う約束があり、いつもどおり起きる。この間買ったサンダルを下ろし履いてみると、ストラップの縫い目がくるぶしに当たって痛い。こういうの、試したとき気づかないんだよなー…。外に出たらくっそ暑い。日傘をさし、だましだまし歩く。

仕事の感覚だと先生は最敬礼の相手なのだが、先生は普段教えを乞われるのに慣れているせいか大体フランクだ。そして話が早いので、図らずも外濠を固めるかたちになってゆく。このまま事を進めたら上司が困るし、私の評価に影響するかもな…という懸念は片隅にずっとありながら、盛り上がるままあれこれ話をした。でも、やっぱり、機を逃さないってのは大事だと思うのよねあたし。

何となく具体的なイメージができて嬉みながら先生と別れる。

 

くっそ暑い。

チャイロイプリンの主宰が一人で踊るのを見に行く。本人の身体がずば抜けており面白いのはベースにあるのだけど、ダンスというより一人芝居に近く、あらゆる表現と舞台上の全てのものを、これぞという使い方をするのがすごい。見立て、ということを上手にされるのが私は好きなんだと思う。センチメンタルな結びになるのは個人的に好みではないが、天才は純粋に得難いから見た方がいい。

 

ラグビーを見にHUBに寄る。

テレビの下のカウンター席のステキカップルが目に入る。ビールを飲みながらトライのおりにはハイタッチするなどしていて、CMのようでなんておしゃれなんだ。ひとしきり羨んだ。

 

自室に入ると床と仲良くなってしまい寝て時間をつぶしてばかりいてつらい。