仮面福祉会

できることを切り売りしています

だいたい栄えることなく衰える

以前デザインあ、で、センサー式の蛇口の仕組みみたいなものが図示されたのを見た。手をかざし、カチ、という音を聞くたびにそれを思い出している。

ところで職場のお手洗いの手洗いの反応がすこぶる悪い。どの辺りがセンサーなのか、探りながら泡泡になった手を動かすが、すん、となっている様を見つめて「不毛」を体現している。デザインあ、の様子ではわからなかった、そういえば、あの動力はどこから来ているのか。もしかして、電池とかなのかな?

いっぽう水を吹き飛ばすドライヤーはとても元気。

 

電話で弁護士からでかい声で、●万円持って行くから受け取ってくれ、と言われる。急になんだ、そんな非常識なことあるかいなとたまらず名前事務所を調べると、それ自体は存在しているらしく、まじか、とそれでも信じがたい。士業のクセが強い人のクセの強さは、想像範疇を越えるな。とりあえず現金は受け取れないので書面でやり取りさせてくれと頼んだ。

 

かつ消えかつ結びての商店街の、何ヶ月か前に閉まった店舗で、開店準備をしていたところに花が並んでいた。何の店ができるのかと気になっていたが、花に刺さる札を近寄って見ると「かき氷」と書いてあった。

なんと。

少し前に、店員とおぼしき人々が、コンサバティブで元気な女性たちに建物を見せているのを見かけたので、チャラい店ができそうだと勝手に決め込んでいたが、まさかの。もしかして、気付いていなかったが、タピオカ的な一途を辿ろうとしていたのかかき氷よ。

一応夏で新店だから、こんな、住宅地しかない駅に人が来て並んだりするのかな。地方にスタバができる時ってこんな気持ちなのかな。

 

というのを帰って母に報告すると、栄枯盛衰、と言った。同じようなことを考えているな。