仮面福祉会

できることを切り売りしています

他人の不幸

朝の自転車旅番組、海がきれいだ!と感動を見せるがめちゃめちゃ天気が悪く、普通にしんどそうでよい。

昨日帰宅すると、いい天気で良かったねと母に言われた。一瞬何を言われているのかわからなかったし、わかってからもしっくりこなかった。仕事の行き帰りぐらいしか外に出ない者としては、よほどの雨とかめちゃめちゃに暑いとかでなければ構わない。人が天気に左右されてるのを知りながら、どんな天気でも構わない、というの、富豪っぽいな。

 

しかし富豪ではないので混み合う電車に乗って職場へ行く。地下道の階段上で、下からの人並みが切れるのをじっと待っている人がいたので声をかける。ここに行きたいのだと言われた病院がわからないところで慌てる。そこにちょうど駅員さんが通りかかったので、呼び止めこうこうと説明をして後はお願いした。なんの役にも立たなかったが、話しかけないで、あの人どうなったかな…と気にするよりはだいぶ気が楽だ。魂の修行。

 

仕事、夜の打ち合わせで、業者の人から電話対応の悩みを聞く。相手は電話のプロなので余計かと気が引けつつ、私はいつもこのように伝えてますとお伝えすると、なるほど、と得心してもらえたようで安心した。どうやらこんな私でも、知らないうちに福祉援助技術を発動しているらしい。学校教育はつくづく侮れない。相手にとっての当たり前が違うことを、忘れないように毎日気を付けねばと改めて確める。

 

サッカーで負けたのを見て父が嬉しそうにしている。性格が悪い。