仮面福祉会

できることを切り売りしています

何に対してかあやまりたい

目覚めて起き上がらんとして、足元にあるイスを回し蹴りしてぶち倒した。物音で誰かが起き出す気配がしたのでしばらく気配を潜めた。今日も雑に生きている。

 

虫歯治療に行かねばならず面倒。口の中で行われていることの「工事」ぶりと、取り返しのつかなさが毎度すごいなと思う。この後の寿命に対し自分の歯が耐えてくれる気がしなくて暗澹とする。

麻酔で感覚がないままかき氷を食べに行く。店長さんとおぼしき人の写真が机に飾られていて、死んだんだろうかと思うがどう考えてもカウンターの中にいるその人である。何を見せられているのかな?という気持ちになる。自己顕示が強い。

 

用があってお茶の水女子大に行く。小学校から大学まで頭の良い人々が一体に集まっていることを、縁がなくて全然知らなかった。これだけ固まっていたら、お茶の水附属小から筑附中に行くのは自然な流れと思える。制服を着た高校生らしき子たちとすれ違いながら、必要のない劣等感を感じて肩身が狭い。

正門で呼び止められ何の用かと問われ、入校証がないと入れず最近はそういうものなのか。文化財指定されている建物に入り、二条城ばりに床が鳴り響くので、ひぇ、となった。

全体的に緊張感高まる体験であった。

 

応募したことをすっかり忘れていた、ヌーさんのライブチケットに当選したよというメールが来る。そうか、と、11月に印をつけた。半年後、私はいったいどうしているのかな。