仮面福祉会

できることを切り売りしています

多いことが怖い

小児の家族連れが楽しそうに歩いており、どこかお出掛けかしらとなんなと眺めていたら、男の子が手に間取り図の載った紙を手にしているのに気付いた。内見か。

 

予定がなくなったので、谷中銀座に出掛けた。ここ何ヵ月かかき氷を食べ続け、ということは1度ぐらいひみつ堂に行かねばならないだろう、と。

昼前に着き、ずらずら並んだ最後尾に立ったが、30分しないぐらいで入れた。

店に入ると、カウンターの中でゴリゴリかき氷器を回すスタッフと、狭い座席にぎゅうぎゅう座りせっせとかき氷と対峙する人々で、異様な雰囲気であった。広義のラーメン屋であることを確信する。

さつまいも絡みのかき氷を食べ、おいしかったし他のメニューも気になるが、また来るかなどうであろう。店自体の居心地のよさも程々には感じたい。

 

それから献血に行ったらまたヘモグロビン値で引っ掛かりできない。なんでだ。かき氷のせいか。

 

録画してあった映画、舟を編むを見る。馬締が出入りする場所がそれぞれステキだが、あんなに本を積んで床が抜けないだろうかとか、あらゆるものに染み付いているだろう人間の脂やよごれや埃を想像して恐ろしくなってしまう。前に住んでいたシェアハウスが下宿の家のように古い木造だったが、一度住んで満足したのか、雰囲気よりも安全性とか清潔感を求める大人になってしまってちょっと寂しい。


洗濯機の横に液体洗剤が蓋がない状態で置かれており、ひっくり返して洗う予定のないセーターにぶちまけて、何でやねん、って声に出して言った。