仮面福祉会

できることを切り売りしています

それぞれの毎日の末の年末

仕事納めでゆるい。ゆるいとやる気が出ずひとつひとつの作業が億劫。早く帰りたい。

源泉徴収票が出たので計算をして3か所に寄付金を送りつけたのが昨夜。いつも年末ギリギリになってしまい、相手先の仕事を納めさせない行為。

終業にあたり、同僚が、今年も迷惑かけてすみません来年もよろしくと言うので、自覚あるなら謝んなくていいからマジでちょっと改善してくんないかなよろしくじゃねぇよと脳内マジレスをする。時候の挨拶にイラつく年末年始。

 

すごく久しぶりに居酒屋に、初めて後輩たちと行く。まず、全員素顔に馴染みがなくてこれを機によく見て覚えた。1番の若者がサラダを取ってくれて、そういう所作あったね!と、もはや新鮮で面白い。自分だけとても年上で、クリアに年齢知ってもっらたほうか楽なんだけどわざわざ言うことでもないしむっずいなーって思っている。ダイエットとかヒゲ脱毛とかの話を聞くのが楽しかった。奢るぞと意気込んでお金を下ろしていったが鳥貴族めちゃめちゃ安いしあんまり奢らせてもらえなかった。みんな有能。

 

ダッシュで新宿に向かい、2時間ばかり夜回りに参加する。終電が近付くにつれ、ベンチや風避けになるものがあるところに、人々が寝に集まって来ることを知る。普段現場に出ない役回りのため、こんなことも「知る」なんである。私にできるのか心配して臨んだが、団体の強みで抵抗なく声かけができ、安心した。どう考えてもみんな過酷な生き方をしていて、支援を受けてほしいがそうならない現実がずっとある。当たり前の思考は当たり前でなく、自分で自分をそこに置き続けてしまうのが、わからないがわかる。無力感とは違う、何もできなさと活動の意味を考えた。

 

久しぶりに日付を越えて帰ったが、年末らしい人出であった。