仮面福祉会

できることを切り売りしています

日常から逃れられない頭

起きて、今日は何曜日だったかと考え込む。

洗濯機の中にもりもり衣類が詰め込まれたまま母は出掛けてゆき、よく晴れて乾燥している。洗濯だな。
洗濯機に任せると満杯に見えても水量いっぱいの表示にはならない。なら、このMAXはいつ出番があるのだろう。洗い終えると全部小さくなってしゅんとしているので、まだいけるってことかな。
大急ぎで干して家を出る。

おばさんのところへ。スーパーのクリスマスはまだ控えめだが、鬼滅のシャンメリーがたくさん売られている。
終えて、31でアイスを食べるのだと決めてかかって臨むも、子連れが永久に発生し続けて席が空かず買えない。ねらっていたピスタチオのアイスもなく、心の中で100回舌打ちをして諦めた。
ケンタで、ポテトとコールスロー同額なんだからすげ替えられても良さそうなのになんでやといつもの疑問を反芻しながらチキンを食べる。

それから満を持してヌーさんのライブへ。
規制入場で、指定された時間に行き並んで入る。この指示を読んで理解して時間を守り集合できる人々が多数であることに感動する。日本の「普通」の人は本当にちゃんとしている。
ライブは相変わらず声出しNGでひと席空いており快適。久しぶりのアリーナで正直舞台はほとんど見えないが、辛うじて井口ビューで嬉しい。
歌い出すと、本当にあの声が間違いなく発せられていることに感動を覚える。リズム隊がバチバチいってかっこいい。演奏がうまうまい。しかし仕事のこととか関係ないことをめちゃめちゃ考えてしまい集中力のなさがいっそ面白い。
終わり際が特にあっさりとしており、会場がでかくても小さくてもやることあんまし変わらないのかなという印象がある。そりゃそうかバンドだものな。昨年のライブや配信で見たものをまた見た、という感覚もある。みたことないものを見たいという罪な深い欲がある。

粛々と規制退場をして、健全な時間に帰った。北風が強い。