仮面福祉会

できることを切り売りしています

ハローニューワールド

20年来の友達に大変久しぶりに会う。
家でバーベキューをするからどうよというお誘いであった。うおお。誰に限らずそもそも友達に会うという行為がいつぶりであろうか。しかも家に行くとか。
わからなすぎてお土産に悩みまくったすえ、ハロウィンの楽しげなチョコがあったので買って向かう。
旦那さんが火をおこしたり焼いたりあれこれしてくれ、ほぼ上げ膳据え膳状態で恐縮する。うまいうまいとだけ言って大した会話しないでも場が持つバーベキューとは素晴らしいな。日差しが強く背中がジリジリした。
20年前に旦那子どものいる友達の家でパーティーをするような未来をまさか想像できなかったが、たどり着いてしまえば意外ということでもない。1つずつ順番に起こることだからかな。そういえば私はこの夫婦の結婚式のプロフィール動画を作ったんだったと思い出した。子どもの頃からの写真とかを夜な夜な眺めて過ごした日々があったせいか、旦那さんを芸能人を見るような気持ちで認識してしまう。
用事があるので先にお暇する。楽しかったが正直人と会うの2時間以上になるとしんどい感じがある。帰りナビを見ながら駅に向かい、知らない道は遠く感じる。

そう言いつつ人と会う約束。終えると絶望的な気持ちになる。何故だろう。

帰宅してからめちゃくちゃ電車が止まっていたことを知る。全然影響なく移動できた奇跡的だな。首都圏の交通網のなんとスリリングなことよ。

入院している祖母の退院が決まったと聞き、電話をする。リハビリをして自信がついたようで良かった。見守りサービス的なもののボタンを携帯してはどうかと提案しているが、気が進まない様子。以前に動画通話の提案をしたときに近い反応だが、今回は持ってればいいだけの話なのに何に抵抗感があるんだろう、謎だ。とにかく何か新しくすることが嫌な感じなのかな。

こうして徐々に普通の生活になっていって、言い訳がなくなってゆくが、みなさんどうするのかな。