仮面福祉会

できることを切り売りしています

保留箱が満杯

昨日の地震のことをコロッと忘れて出勤すると、デスクの引き出しが空いている。あ。
震度の高かった地区に住んでいる職員に訊くと、ものが落ちるなどがあったそうで、本当に強いとこは強かったんだな。

社内メールで被害調査の状況などの情報が流れてくる。帰宅困難者に解放をした施設があったとか、出勤できています、とか。
そんな中、粛々と仕事。久しぶりに市井の人と1時間ぐらい話す。ほとんど世間話と愚痴で、聴くのが嫌なわけではないが仕事としてはさっさと切り上げないとコストなので、相槌のリズムをずらしつつ、心の中でずっと居合いの構えをしていた。

健診結果をピックアップして帰る。便潜血と貧血で要受診になっており、結果フィードバック用の封筒まで入っている。うおお知っていましたよ。ただ、バリウムで異常がなかったのでやっぱり腸なんだなと、それを知るために結果を待っていたんだ私は。しかしもう貧血でないことを知っておるし、1年内に2回も内視鏡したくないし、どうしたもんかいな。

帰りがけイヤホンの充電が切れたのでその辺に転がっていた有線イヤホンをつけたら、音漏れかな?みたいな音がして思わず確かめてしまった。普段何気なく聞いているが、音質ってこんなに差があるものなのかと感心する。

夜、従兄弟から母に電話がかかってくる。嫌な気配しかしない。最悪の情報ではなかったが、伯父の病気が悪いというお知らせ。
日常を消費して早く上がりたいと思って生きてるし、情緒が瀕死しているが、いざ生死を突き付けられると全然リアルでショックだ。一方、生死に関する事象がダメージになる人の範囲の狭さも感じる。
少なくとも自分になにかあったら親はとんでもないだろうなと改めて省み、受診、どうしようかな。