仮面福祉会

できることを切り売りしています

その顔を知って如何にする

カボチャの煮物を前にいてもたってもいられず朝からもりもり食べる。あの店この店の10月限定メニューを網羅できるかということにジリジリしている。もう何年も仕事と食べ物のことしか考えていない。

上司が休みの日。ある職員が来ない。さては上司にメールで連絡してるな。一人暮らしでないのでまず心配していないが、どこかで行き倒れるケースもあるので部長に頼んで電話してもらうと、電車の中ですとのことであった。1時間ぐらい経ってスッと現れた。仕事で信用ないの、そういうとこだぞ。

気温が下がったのでワンチャンあるかしらと昼にかき氷屋に行くが、ダメであった。限定カボチャメニューをどうにか押さえたい。

同僚から、職員間の悪口みたいなものを聞かされてうんざりする。実はあそこの関係に不和があるのだと知ったら、放してあげるとかしなきゃいけないのか。サル山かよ。誰が誰をどう思ってようが表向き上手くやってるなら放っておけばよかろうに、わざわざほじくり出して勝手にザワついてる意味がわからない。

向かいの家の男子がたぶん窓を全開にして風呂場で電話しがちらしく、声が近所一体に響き渡る時間が定期的にある。
そこに地震である。やべーやべーと言うのを聞きながら収まるのを待った。
震度5強と出て、流石にそこまでじゃなかろうとザワつくところに、防災無線が自動的に流れる。程なく安否確認メールが届く。局所的で困惑しているところに、普通に明日出勤すればいいよと追加でメールが来る。なるほどこんな感じで機能するのか。わかってよかった。これを機に防災グッズ見直さないといけないなと気持ちを改めた。
大越さんが状況を伝えるのを見て、これ10年前に見た光景だなと思う。因果なことである。しかし、ヘルメットは正直笑ってしまった。笑ってしまえる程度で良かった。

洗濯をして寝る。