仮面福祉会

できることを切り売りしています

わたしが毛玉だった頃

1時間と少し寝坊した。
朝食と弁当詰を削除、着替えて顔洗って化粧する、を圧縮した結果15分にまとまった。寝坊のときの瞬発力よ。いかにいつもダラダラ生きているか。
寝坊したのに電車でずっと眠い。
職場のデスクでもそもそバナナを食べる。

仕事はゆるく、後回しにしていた作業ストックがもうない。早押しクイズ並みに電話を取り、腹から声を出す。

代表選が終わったニュースを速報で見る。つくづく茶番だが、どうせこれで支持率がまた上がって選挙で過半数取って、みたいな予想通りの展開になるんだろう。感染者も減って喉元過ぎてみんな忘れてお疲れ様よく頑張ってねとか言い出すんだろう。つまらないしバカげているしバカにされていると感じる。嫌だ嫌だ。

長い地震があってふわふわして怖い。

YouTubeで母とパンダの動画を永遠に見ていた。バケツに入れられている様子が最高である。待受にしたい。森見登美彦の小説で、狸がしきりに毛玉毛玉と言われているが、これがまさにそれだ。他の動物の赤ちゃんも見たが、パンダこの世のものでない程に突出して可愛すぎるな。母がしきりに許さん、と呟いているのよくわかる。
毛がピンク色になっているのが何故だろうと調べると、諸説ありますみたいな回答しか見付けられず、わかんないことが多いんだなーと感心した。この世はまだまだ未知である。

とても眠い。