仮面福祉会

できることを切り売りしています

次にかけて牌を捨てる

夜中に負傷し、じんましんと打ち身と部屋を冷やしながら寝て朝方またじんましんで起きる。ようやっと二度寝して起床すると9時であった。今日休みで良かったな。明るくなって見てみたら腰から流血していた。

ほとんど決意を固めたつもりだったがもうひと押し足りず、ぶらぶら都心に出かける電車の中でまだ考える。
昼にディーンアンドデルーカに入ると秋のパン祭りが食べたいものだらけで混乱する。買い込んで帰りたかったが冷蔵庫には先日買った北海道のマフィンがあるので我慢した。
秋が長く続くことを祈る。

カフェでまた一頻り悩んでいると、昨夜と真逆の着地をする気配を感じる。これだから自分の判断は信用ならない。決められないということが答えなのでは、と考えるが、その結論は逃げではとも思う。これは最後に結局第3者の意見だな、とまた留保して家に帰る。途中で占いに寄りそうになったがさすがに思い止まった。

両親に話したところ、想定していたような反応がなかったのでおや、と思う。決めないことで現実がますます厳しくなるのは確かだが、どちらかといえば「決められない」ことへの足場が固まってしまう。自分の都合の良いように解釈しているだけかもしれないが、タイムリミットをついに迎えることもあり、「決められない」を結論とした。わからない。未来の自分が死ぬほど後悔するかもしれない。効をそうするかもしれない。どちらかというと可能性の低い方を選んだ。ただの賭けだ。好きだけど弱い馬の馬券を買うようなもの。決めたからといって精々するとかは、ない。ただ何となく私は、自分から選びとったものでないと、愛着を持てないのではないかなという気がした。いや、まじで何もわからない。

歳を取ることの取り返しのつかなさが、この世の地獄と感じる。