仮面福祉会

できることを切り売りしています

連想される苦い記憶が蓄積される

朝からニュースで各地の雨について報道されている。これだけ降ってなおこの後も降り続く予告がされてるの恐怖でしかない。日本列島の土地はこんな量の水を処理できる仕組みになっていたでしょうか。

映し出される崩落場所の様子を見ると、数年前に仕事で行った呉のことを思い出す。崩れた道を直したところを車で通るとき、あんなのとりあえずの処置でしかないからいつまた崩れるかわからない、というようなことを広島弁で言われた。7月の終わりで本当に暑くて、運転できないし何の役にも立ってないことを毎日思い知り、せめて体調不良で迷惑をかけることだけ避けたいと気を張る数日間であった。できるだけあんな思いをしたくないのでどうにか被災地が生まれないことを祈るばかりである。生まれないことは、ないんだろうが。

祖母の家に向かう車で父と話す。社会のことで理解できないことを父に訊きがちなのだが、そんな何でもかんでも知っているわけなかろうに、答えるから不思議だ。自分で調べ様々な意見に触れるようにせねばならない。とりわけ経済のことを。

久しぶりに会う祖母は変わりなさそうであったが、少し声が枯れているように聞こえた。長く所属しているコーラスが中止になっていると聞き、罪なことであると思う。それこそオンラインででもできたらいいんだろうが、高齢の人々の生き甲斐がこうも長く制限されているのは恐ろしいことである。

本屋に注文していた本を取りに行き、ドラッグストアで目薬を物色し、帰る。メンズの服屋で見かけた長靴がかわいかったので、ネットでサイズを探して注文した。しかし最も必要なのは多分明日だ。今欲しいものを買って、手には入る頃には機を逸すること、ありがちだな。

弟と2月ぶりにちょっとLINEをした。17日にワクチンだというので、シルバーウィークぐらいになったら帰ってきてもいいんじゃないかと、話す。そういえば彼女はどうなったんだろう。