仮面福祉会

できることを切り売りしています

よくないことを取り立ててお伝えしたい

大分早めに掛け布団をケットに切り替えている。こんなことで夏を乗り切れるだろうか。

おばあさんと買い物。帰りのタクシーをアプリで呼んだところ、全然見当たらないのに「到着しました」の表示。しばらくして商店街に入り込んでしまって出られません、どうしましょう、と電話がある。心の中でポンコツかよと罵りつつ、速やかにキャンセルして呼び直した。後から来たタクシーは大変スマートで溜飲を下げた。

真っ直ぐ家路に着く。歌舞伎の生配信を見なければならない。準備万端にしてヘッドホンをして臨んだ。

怖いぐらい響かない。昨日の舞台でも感じたが、余程磨耗していると見える。しかしそれを差し引いても夏祭ってこんなしょうもない話でしたか。しょうもない話を様式美で押しきるタイプでしたか。様式美にしても手垢がついた表現で飽きがきている。しょうもなくかんじるのは、殺しに至る心象が全然堀下がらないせいだろうか。本当はもっと奥深いのをやむを得ず端折った末路か。尾上松也はちょっと太りすぎだ。

見ている間、両親は星乃珈琲に避難していたという。初めて行ったがあんなに不味いカフェオレは飲んだことがない一体どういうことかしらと母が不思議がっていた。

疲れ、と思って床に転がったら全然起き上がれなくなった。